Nagios のバージョンアップ
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Nagios のバージョンアップといっても、Nagios 1.x 系列から 2.x 系列へのバージョンアップではなく、1.x 系列のバージョンアップ(1.4.1 へのバージョンアップ)をしたので、忘れないようにメモ。
CGI プログラムにおいて、HTTP content_length ヘッダの取り扱いにおいて整数オーバーフローを引き起こし、これによってバッファ・オーバーフローが発生し、HTTP リクエストにより任意のコードを実行することが可能です。
という話が出ていたのでバージョンアップです。
ダウンロード
Nagios Downloads から、1.4.1 をダウンロード。
configure/コンパイル
$ tar zxvf nagios-1.4.1.tar.gz $ cd nagios-1.4.1 $ ./configure --with-nagios-user=nagios --with-nagios-grp=nagios $ make all
現状のファイルを保存しておく
$ su # cd /usr/local # /etc/init.d/nagios stop # tar zcvf nagios_old.tar.gz nagios
インストール
$ su # make install
確認と起動
設定ファイルを確認。
問題なければ、Nagios をスタート
/etc/init.d/nagios start
しばらく見守る
試しに無理矢理アラートをあげてみてきちんと通知されるかどうか確認。
その後、監視が一周するのを確認。
良さそうであれば、さっきとったバックアップ(nagios_old.tar.gz)を削除。
ということで、いたって普通にバージョンアップ完了。
話は飛びますが、Nagios のページで宣伝?している EM01B という環境センサーみたいなものが、手頃な価格(5,000円~10,000円くらい)で手に入らないものでしょうか。
単に部屋の温度を記録しときたいだけなので、あんまり高いと厳しいのです…。
自作すれば望みに近そうなものがあるのですが…。