Microsoft 365 Apps for business から Microsoft 365 Personal へ

最新の Microsoft Office が使いたくて 2020年から Microsoft 365 Apps for business を契約していました。
※以下は2024/01/06時点の情報ですので、最新の情報は別途ご確認をお願いします。

Apps for business と Personal の違い

Microsoft 365 Apps for business は"business"とついていますが、普通に個人でも購入することができます。
機能としては最新のOfficeが使えて OneDrive が 1TBついてくるというものです。
一方で家庭向けの Microsoft 365 Personal では同じく最新のOfficeが使えてOneDriveが1TBついてくる上にOutlookやTeamsも使えるというものです。
OfficeとOneDriveが使えれば良いので、少しでも安い方ということで Microsoft 365 Apps for business を契約して使っていました。
なお、以前はMicrosoft 365 Personal は世界的には個人向けプランでの商用利用はNGで日本だけOKになっていたようですが、今は世界的にも商用利用可能となっているそうです。
【笠原一輝のユビキタス情報局】家庭向け、法人向け、サブスク、永続、PIPC、商用利用権など……複雑なMicrosoft 365/Officeのライセンスを整理する – PC Watch

昨年の値上げと2つの値段の違い

当初は年契約の月額払いで990円(税込み1,089円)だったものの、2023年6月から値上がりして 1,030円(税込み1,133円)になってしまいました。年間で考えると13,596円(税込み)です。
Microsoft 365 Personal も同じタイミングで値上がりしたようですが、定価13,545円(税込み)とほぼ変わらず。
さらに、Microsoft 365 Personal は不定期に割引があるのでそのタイミングで購入すれば少しだけ安く買えそうです。Keepaで見るとAmazonではこんな感じで価格が遷移しています。
Microsoft 365 Personal(最新 1年版)|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|インストール台数無制限(同時使用可能台数5台)

Apps for business におけるMicrosoftアカウントの位置づけ

もう1点、実際にMicrosoft 365 Apps for businessを使ってみて不便に思っていた点は、通常のMicorosoftアカウントとは別に @~.onmicrosoft.com というアカウントを作成して、使い分けが必要となる点です。
Apps for business の契約ですと、この@~.onmicrosoft.comのアカウントはWindowsのログインには使えません。となると、通常のMicorosftアカウントと併用する必要がでくるため、あちこちで2つのアカウントが出てきていました。

Microsoft 365 Personal に切り替えることにしました。

値段が変わらないという点とアカウントを1つにしたいという点から、Microsoft 365 Personal に切り替えることにしました。
Office 等については今までインストールしていたものがそのまま使えます。Officeに登録しているアカウントをMicrosoft 365 Personalを契約したMcirosoftアカウントに変えるだけです。
面倒なのはOneDriveの移行です。ちょっと調べた限りではクラウド上でアカウント間のコピーはできなそうなので、PC内でコピーして移行する必要があります。
ディスク容量の節約のため大きなファイルはクラウドのみに置いており、元のOneDrvie側で全部ダウンロードしながら移行先のOneDriveのフォルダにコピーしてクラウドにアップロードするという作業になります。(人間の操作としてはコピーするだけですが)
いかんせん量が多いので、制限にかかってしまいました…。地道に全部同期されるまで待っておくしかなさそうです。


Windows

Posted by toshyon