Google が驚きを次々と生み出す理由
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しかし、Google という会社はなんでこう驚かせることを次から次へと出してこれるのでしょうか。
「これができたらすげぇだろうな」という思いを糧として驀進できる人材が集まっており、また、会社としてそういう人材に燃料を注ぎ込むことができるようになっている…ということなんでしょうか…。
という疑問への1つの答えが入っている記事を見つけました。Google の方へのインタビュー記事です。
日経 ITPro 【INTERVIEW】「Web2.0をグーグル社内で議論することはない」
上記インタビュー中の、「■新サービスを次々と提供できる要因は。」の箇所を要約すると、
- 最も大きな要因は、自身が熱心なインターネットのユーザーだということ。
- 就業時間の20%を自分の自由なプロジェクトに割り当てていいというルールもアイデアが生まれる土壌を支えている。
- 命令されなくても、アイデアが自然と集まるカルチャーがある。
- アイデアを選択する基準は、利益を生み出すかは重要ではなく、どれだけの人々が使い、便利に感じるのか、ということ。
具体的にどんな感じで仕事が進んでいるのか想像できない世界ではあります。
うまくマッチすれば「自分がやりたいことをやっていたら、それが会社のやりたいことだった。」ということになりそうです。それだけならばありそうな話ですが、その点について、もっともっと効果をあげるべく企業文化を整えたということなのでしょうか。
「就業時間の20%を自分の自由なプロジェクトに割り当てていい」というのも、「割り当てなければならない」=「何か結果を出さなければならない」ということで大変そうではあります。しかも、周りは秀才だらけでしょうし。
….そうか。これを「大変」と発想してしまう時点で、もう「違う」のですね。きっと。