カーナビのネット接続
HONDA internavi Premium Club というものがあります。HONDA 車に載っている純正カーナビと連携できるWebサイトです。
中には個人用のページがあり、そこに登録したドライブコース情報やスポット情報をネット経由でカーナビ側で取得することができます。
スポットを探す時に出てくる地図は、Google Maps 風な、ajax を使った地図が出てきます。
また、ドライブコースを登録しておくと、渋滞情報まで考慮しながら経路探索し、出発時刻のアドバイスをしてくれたりもします。
旅行前に行き先をここで調べて登録しておき、カーナビに転送することができるので非常に便利です。カーナビの小さい画面、かつ制限されたインターフェースで「ちまちま」探すのは大変ですから…。
便利な仕組みだと思います。
ということで、HONDA 車の純正カーナビは、携帯電話もしくはPHSカードを使ってネットに接続が可能なわけですが….。
通信経路は、DoCoMo の moperaや、Willcom の prin 等々のキャリアのネット接続サービスがプリセット済みで、さらには自分ですべてを設定して他のISPに接続することも可能です。
また、URLを入力して任意のサイトに接続することも可能であり、ブックマークや履歴、戻る・進むといった機能も一通り揃えた立派なブラウザが内蔵されています。
メールも読めます。これは、internavi Premium Club のメールですが、ちゃんとインターネットからのメールを受けることができるメールアドレスを持っています。
ちょっとしたPDA並のネット接続機能です。最近の携帯電話には負けてますが。(^^)
先日、ある勉強会での他の方の発言で気づかされたのですが「カーナビがネットに接続可能」という状態におけるセキュリティ的な面での問題はまったく起こらないものなのでしょうか。
何かをダウンロードして実行するとか、中身を書き換えるといったことが不可能なので大丈夫というのが普通なのでしょうか。
中の仕組みがどうなっているのか想像すらできないので、問題が存在する可能性があるのかどうかすらわかりません。
ですが、ネットに接続しているPCの世界の感覚をもって見ると「どうなの?」とちょっと気になります。
「そんなもんと一緒にするな」と言われそうではありますが…
今はまだ良いのかもしれませんが、カーナビの中に入っている情報の重要度があがってくれば、そういった点が話に上がってきそうな気がします。
しかも売りになってたりして。
「このカーナビは、「なんちゃらセキュリティ基準」をクリアしています」とか。
「このカーナビは、「なんちゃらアップデート」により自動アップデートが可能です」とか。
「今すぐ、「悪意のある行き先をセットするプログラムを削除する」ツールを適用してください」とか。