HDR-HC1
ずいぶん前(2005/08)の話ですが、ハイビジョンビデオカメラ(HDV)を手に入れて使ってます。
モノは、SONY HDR-HC1 です。黒の方です。
感想を一言で言うと「綺麗」。
そりゃぁ細かいことを言えば色々とあるのでしょうけど、とにかく「綺麗」です。
半年も使ってるとなれちゃってあんまり思わなくなりましたが、たまに昔のDVを見たりすると、「こんなに違ったっけ?」と思います。
なのですが、暗いところ(例えば暗めの室内とか)で撮ると、とたんにその「綺麗」さが「普通」になりさがります。どうも暗いところは弱いみたいです。
外で撮ったときには、素晴らしく「綺麗」になります。
撮り方を誤ると、後からTVで見た時乗り物酔い。
これ、何故なのでしょうか?不思議です。
DVカメラの時にはラフな撮り方をしていても、後からTVで見て酔ったりすることはなかったのですが、HDVになってからラフな撮り方をしてしまうと、乗り物酔いのようになります。
歩きながら撮るなんてもってのほかです。
解像度が良いので揺れがはっきりわかるからでしょうか。それとも、コーデック(MPEG2-TS)故の特徴なのでしょうか。
だから、DVの時とは撮り方が変わってしまいました。
脇締めてじっと持っておく。パンはゆ~っくりする。
ズームアップは不要
乗り物酔いの件も絡みますが、ズームアップすると必然的に揺れが多くなります。すると酔っちゃいます。それは困ると最初は思っていましたが…。
そもそもズームアップする必要があまりありません。
何故なら広角側で撮ったとしても、小さいモノまではっきりと撮れる(見える)から、ズームアップする必要がないのです。
子供の顔をズームアップして表情を撮ったりしますが、アップで撮らなくても十分表情がわかります。
だから、DVの時とは撮り方が変わってしまいました。
ず~~っと広角のまま。ズームレバーにはほとんど触りません。
クロッグと呼ばれている現象
「HDV方式で記録した映像が、再生中に一瞬停止する現象について」にあるように、一瞬画像と音がとぎれる現象が希に発生することがあります。
私も半年くらい使ってて2回遭遇しました。ぴたっと0.5秒くらい絵と音が止まります。
巻き戻してもう一度再生しても、また、同じ箇所で止まるのであれば、
再生時にこの現象が起きた場合、テープを少し送って巻き戻すと問題なく見ることができる場合があります。しかし、記録時にこの現象が起きた場合、その部分は修復することはできません。
ということなので、2度と元に戻りません。
ショックといえばショックなのですが、気にしなければ気になりません。(当たり前)
それよりも、この「綺麗」な画質が得られる方が大きいです。
PCに取り込む
一度取り込むことには取り込んだのですが、12GB の巨大なファイルになってしまい、置き場所がなくなってしまったので消しました。(CapDVHSで取り込みました。)
DVの時にはDVD に焼いたりしてたのですが、ハイビジョンなのでDVDに焼いたらSDにダウンコンバージョンされてしまいます。
Blueray でも HD DVD でもどっちでもいいですから、早く普及して欲しいものです。
それまではテープを大切に保管しておきます。
なお、私は編集はしない人なので、そっち方面には疎いです。