SL-C860が吹っ飛びました。
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Zaurus、起動しなくなりました。
「1分程度お待ちください…」の画面のまま、何分待っても起動しません。
スペシャルカーネルを入れてあったので、QT が起動する前にコンソールに入って見てみたのですが、何であがらないのかさっぱりわかりません。ログでも見つけることができれば、ヒントがあったのかもしれませんが….。
最近、
- 突然Home画面からアプリが起動しなくなる
- netctl がエラーになってしまい、ldconfig をやり直すと動き出す
- embeddedkonsole-ja が突然いなくなる
といった諸症状が出ててなんかあやしーなーとは思っていたのですが…。
色々なものを入れては消し入れては消し、設定をいじりと繰り返してきたので、どこかのタイミングで秘孔をついたのでしょう。
ちょうどよい機会ですので、消して入れ直すことにしました。
幸いにも、スペシャルカーネルのおかげで、「1分程度お待ちください…」が出る前に作業ができます。
そのため、SD へのファイルの吸い出しが可能であり、かなり助かりました。(ほんとによかった。)
以下は、未来の本人へのメモ。
- たちまち必要そうな ipk パッケージを、CF にコピーして、SL-C860に挿しておく。ネットワークへの接続 + ssh で接続可能なところまでなんとかなれば、ssh で入れるので作業効率が格段にあがる。
- qpe-embeddedkonsole-ja ワイド版のインストール
- zsh
- openssh-server, client, lib を、ipk でインストール
- GNU tar
- 吸い上げておいた、libssl*.so を /home/QtPalmtop/lib へコピー
- ipk 入れるのが面倒だったので…
- 吸い上げておいた、/etc と、/home/zaurus を上書きコピー
- 構成はほとんど同じなわけなので、大丈夫だろうとふんで強行。
- /etc/rc.d/rc5.d に入っているスタートアップスクリプトを rename しておく。
- インストールしていないものを起動しようとするので。特に、VNC 用と思われる、S97fbvncinput は止めておかないと、タッチスクリーンが使えなくなってしまった。
- ssh さえつながれば、sshでがんがんインストールと設定作業を行う。ファイルは、scp でコピーする。
/etcと、/home/zaurus を吸い上げておき、それを戻したので、ほとんどの設定を残すことができました。
あらためて入れ直してみると、どうしてもないと困るのは、
- メールの環境(fetchmail、procmail、stunnel、nomail、mutt、nomail)
- エディタ(vim と ZEditor)
- q2ch
- opera
くらいしかないことが判明。
もうちょっと活用しないと。